市歌の制定
市章と市歌
1909(明治42)年7月1日横浜開港50年祭が盛大に行われました。この祝典に先だって、市の記章を制定することが発表されました。懸賞募集の結果、白地に赤で「ハマ」を図案化した作品が採用されました。当時の市役所の文書課長有賀初吉の作品です。また同時に横浜市歌が制定されました。森林太郎(鴎外)の作詞、南能衛の作曲です。
開港記念会館
木と紙の家に対してれんがや石の建物、黒や茶の暗い色に対して白・赤・青などの明るく大きい建物、明治の文明開化はこのような洋風建築によって人々に強く印象づけられました。本格的な洋風建築は横浜役所で、1866(慶応2)年におこった大火事の翌年、現在の横浜地方検察庁のあるところに再建されたものです。西洋風石造り2階建てで、河井松一右衛門が請負って約半年かかっています。県立歴史博物館は、もとの横浜正金銀行の本店です。開港記念会館は、開港50年(1909)を記念して市民の寄付によって1917(大正6)年にできたものです。明治初めの横浜町会所あとに建てられています。当時欧米で流行していたネオ・ルネサンス様式で、明治中期から大正にかけて日本人建築家が本格的に取り組んだ代表的建造物です。